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Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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インド旅行についてもう一つ。タージマハルは、やはり素晴らしかった。その規模といい、美しさといい。デリからバスで数時間走ったアグラという街にタージマハルはある。我々は4時間以上、日没まで彩を変えていくタージマハルに魅入っていた。

昼のタージマハルこちらが昼のタージマハル。白が美しく映えている。そして日が傾くと、タージマハルは次第にオレンジ色に変わり、影が美しく立体感を与えてくれる。そして日没。噴水がなくなり池が静かに波紋を消すと、重い青に変わったタージマハルの美しい姿を噴水湖の中にも見ることができる。4時間以上いても、見飽きない壮大な姿である。

さて、外側から見た美しさはいろんなテレビ番組や写真で目にしてきたが、それ以外の点で、行って経験した面白かった点を4点ほど挙げたい。



夕方のタージマハル日没のタージマハル
1.内側は意外とこじんまり。
外側の壮大さに比べ、内側は比較的小さく、中にはシンプルで小さな棺の模型が飾られているのみである。中に入るまでには靴を抜いてタージマハルに上がり、長い列を待って入らないといけないのだが、外側の感動に比べると内側は意外にシンプルであった。

2.タージマハルは、足の匂い。
美しい壮大な外観と打って変わって、タージマハルに近づくと、タージマハルは足の匂いがする。そう。皆が靴を脱いでタージマハルに上がっているうえ、タージマハルの上は非常に人口密度が高いので、皆の足の匂いが全体を覆っているのだ。次第に慣れたが、これは厳しい。

3.インドらしい騒乱が発生。
タージマハルの内側を見るために非常に長い列ができており、インド人、外国人を含めて並んで順番を待っていたかと思うと、信じられないハプニングが発生。何をきっかけにしてか、急にあるインド人が列を無視して入口に群がり、勝手に入り出したのだ。その途端、さすがインド、モラルが一気に崩壊し、数百人の群衆がとっさに入口に向かって殺到し始めたのだ。長い列を待つより、力づくで入口に入っちまえ!ということで、群衆は入口に殺到し、騒乱状態に。我々も相当最後列の方に並んでいたため、この機に乗じない手はないと猛ダッシュで入口に殺到。もはやルールも何もない、正月の福袋争奪戦状態である。我々特攻隊は群衆にもまれ分断されたが、第一陣がなんとか大人2人がなんとか通れる規模のタージマハルの入口を突破したあたりで、軍の警備隊が入口を緊急封鎖。笛が激しく吹かれ、入口を閉ざされた群衆は次第に正常に戻り、事態は収拾したのであった。こんな騒乱も、日本では考えられない。誰かが倒れたらドミノ倒しで死人も出るだろう状況であったが、インドらしい騒乱である。
騒乱(殺到する人々)騒乱(殺到する人々)騒乱(殺到する人々)騒乱(強行に入ってくる人々)騒乱(扉を閉める軍の警備員)
第一陣として群衆を振りきりタージマハルに異常な早さで潜入した私たち4人は、静かな墓標の前にいることに気づく。中は打って変わって静かであった。しかし入口からドバドバと中の神聖な雰囲気に似つかわしくない形相をした群衆が波を打って入ってくるので、ひとまず端っこに群衆をよけるために避難した。すると、そこに一人のおじさんがたたずんでいた。クラスメートの一人が、群衆に踏まれて脱げた靴下を直していると、急におじさんが語り始めた。タージマハルの中をぼそぼそと解説し始めたのだ。どうやら解説者らしい。相当ラッキー。

騒乱が終わってほっとするメンバーこのおじさんが相当強力だった。ペンライトで暗い中を照らし、壁の模様について解説してくれたり、遠近法の逆をとって上の方ほど模様が大きくなっているから、下から見ても大きさが変わらないようになっているとか、いろいろと興味深いことを教えてくれる。しかも、笛をガンガン吹いては群衆を蹴散らし、われわれを最高のポジションに案内して解説をしてくれるのだ。撮影禁止と聞いていた墓標すら、群衆を蹴散らしてベストポジションに案内してくれた挙句、内緒でとっていいよ、との嬉しいコメント。なんと偶然の嬉しい出会い。ラッキー、と思いつつ、一通り案内を終えると、おじさん、ぼそっと「1人200ルピー(5ドル)ね。」。絶句する先陣隊の4人。。。。200ルピーは、インドでは破格の高さである。しかも1人あたり。。。あまりの急展開に、値切ることもできず、4人はしぶしぶ200ルピーを渡してしまった。おじさんの勝利。

4.排気ガスのひどさ。
遠目から見たタージマハル最後は、排気ガス。とにかくインドは空気が悪い。自動車のガスだ。さらに外では暖を取るために貧しい人が紙や木をどんどん燃やしている。そのため、本当に空気がくもっている。この排気ガスのせいで、夕日がきれいにタージマハルに届かず、美しさを半減させている。遠めからタージマハルを見ようとしても、曇っていてきれいに見えない。ほかの寺院に行った際も常に空気の汚さが美しさを大なしにしていると感じる。町中では、スカーフを口に巻いて通学する学生を目にする。本当に、人間の活動って環境に影響を与えるのだな、と強く感じてしまった。

排気ガスを配慮して、デリで走っているバス、トゥクトゥク(リキシャー)は、すべて天然ガスで走っている。このまま人口が増え、自動車保有者がどんどん増えていくことを想像すると、このままでは環境への影響は計り知れないだろう。空気の汚さ、それが美しい寺院を見るときにいつも感じる残念な点だ。
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