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Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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タージマハール生まれて初めてインド滞在。この数日の経験を一言で表せば、無秩序・混沌。ものすごいエネルギーを感じるとともに、まさしく発展と未発展の混沌といった感じだ。

まず第一に、ハチャメチャな交通事情。3車線の道路には4.5列くらいの車、スクーター、リキシャ(タイのトゥクトゥクのような乗り物)がおしくらまんじゅうし、ほとんど誰もウィンカーを出さず、クラクションで激しく自己主張しながら横入りをしまくる。通行人は日本では考えられない危険なタイミングで車の合間をガンガン縫って横断するし、止まっている車には物売りが物を売りに来たりする。とにかくクラクションが鳴りやまず、ホテルを出るやいなや、「またこれか」と思うくらいの喧噪音だ。その一方で、道路では新しい地下鉄の大規模工事が進行し、その工事現場がより一層道幅を狭くし、道路を混沌とさせている。

それから貧困。デリの中心地ですら、非常に汚い住宅がたくさん立ち並び、沢山の道路脇に住む人々を目にする。そして、動物。野良犬、ラクダ、牛が道路脇や道路を徘徊し、牛などは、何にもつながれない状態で道路をのんびりと散策していたりする。インド人の友人いわく、誰かの牛で、夕方になるとだいたい飼い主が探しに来て連れ戻すという。

そして、あふれる人。とにかく街は人だらけ。早朝にホテルを後にしても、町は人であふれている。なぜこんなに人がいるのかというほど、人、人、人。服装は、伝統衣装が4割(女性が多い)、西洋衣装が6割くらい(10年後にはほとんど西洋衣装??)。人柄は極めてフレンドリーで、値段はボロうとするが、基本的には良心的な人ばかりだと思う。観光地や町でランダムにインド人に話しかけてみると、英語はほとんどの人が流暢に話せるし、以外に大学で日本語を勉強していたり、教育レベルは見た目以上に高い。
とにかく人が多すぎるのと、社会インフラが未整備なのが、未だ大量の貧困を抱え、また街の風景を混沌とさせている要因なのだろう。

ところでインドのダイナミズム・混沌は、ホテルのサービスでも端々に感じられる。デリでは比較的ちゃんとしたホテルに泊っていたが、サービスはとっても「おおらか」。

ある晩深夜にホテルに帰り、部屋に入るとゴーゴーと空調が鳴っており、中は極寒。空調のスイッチが分からなかったのでフロントにいそいで電話をかけると、ハイテンションの男性が対応し、「空調を温かくしたいのか。よし、わかった。部屋番号は? OK!」とスムーズな対応。ほっとして待っているが、空調は一向に温かくならない。もう一度電話すると、今度は金切り声の女性が対応し、「空調を温かくしたいのか。部屋番号は?」と先ほどと同じ対応。本当に寒いことを伝え、早急に対応してもらえるように念を押す。するとその1分後、部屋の外でガヤガヤとにぎやかな人の声が聞こえたかと思うと、「ピンポーン」と部屋のベルと鳴らす。何かと思って覗くと、深夜の1時に陽気なインド人数人がどやどやと部屋の外に。ドア越しに話をすると、空調の件だという。ドアを開けると、おじいちゃんインド人、中肉中背のヒゲインド人、なぜか10歳前後の子供2人の一家のようなセットのインド人がドカドカと部屋に押し寄せてきた。

インドの交通まずおじいちゃんインド人が「空調のスイッチは、、、、これだろう」といってベッドの脇のスイッチを押すと、ベッドの脇の小さなテーブルのランプが点灯。「違う違う違う。」といって中年のヒゲインド人が隣のスイッチを押すと、天井の扇風機が回りだす。極寒の空調の中で扇風機までまわり始める状況の中、中年ヒゲインド人は、「このスイッチで強弱を調整できる。ほら、扇風機が強くなった。ほら、これで弱くなった」と自慢げに扇風機をコントロールする。本当に寒かった私はしびれを切らして「扇風機を止めて、空調を温かくしてくれ」と頼むと、大人二人の腰のあたりから10歳前後の子供がひょっこりと頭を出し、「ここが空調のスイッチだよ」と、見えにくいポジションにあるスイッチを教えてくれ、それを押すと、とりあえず寒い空調が停止。ほっとし、「温かくできない?」と子供に聞いてみると、中年ヒゲが、「上にスイッチを押すと温かくなって、下だと寒くなるんだ」といってスイッチを上に押そうとするが、押せない。その後インド人同士でワイワイと議論をしながらいろいろ試すが、どう見ても空調は冷房のみで温度調整はできない模様なので、「わかった、わかった。停止できればこれで十分。ありがとう」と私が最後に割って入る始末。深夜1時過ぎに人の部屋で大騒ぎした挙句、付加価値ゼロだったにも関わらず、その後4人(というより中年とおじいちゃんの2人)はニコニコと微笑みかけ世間話をし、なかなか部屋を出ていこうとしない。チップが欲しいのだ。なんたる厚顔とあきれかえり、丁重にお礼を言ってドアを開け、出ていってもらった。なぜ空調解決に、大人2人子供2人のフレンドリーなインド人が必要なのか。しかも無知。インドのダイナミズムを感じた瞬間でもあった。

初日にインターネットに接続できるかとフロントに聞いた際も、同様。ワイヤレスは検出できなかったが部屋にイーサネットの接続口らしきものがあったので、コードを借りたかったのだが、フロントがITに致命的に弱いらしく、話が通じない。2分後にインド人2人組が部屋に訪れ、コードが欲しいと説明するが、眉をひそめて理解しない。いったん彼らは帰り、その後再び部屋をノックし、PCを持ってこっちに来いという。ついて行ってみると、どうやらホテルの従業員用の部屋に通され、そこにボスらしきインド人が。彼と話をして、ようやくインターネットに接続できないことが判明。いろんな顧客情報らしき書類が散乱する事務室の中で、ボスらしきインド人のPCはネットにつながっているらしく、盛んに俺の机でネットを使って行け、使って行けとボスを含めた3人して勧めてくる。そこまで使いたくなかったので丁重に断り、部屋に戻った。事務所を出るときには、3人してニコニコ笑顔で「Good Bye!」と手を振ってくる。いい人たちなんだけどね。。。

陽気なインド人2日目にランドリーを頼んだ際も、似たような感じ。ランドリーが戻ってきたのが、深夜の1時半。半分寝ていたのだが「ピンポーン」を繰り返すのでドアをあけると、ランドリーをもったインド人が入ってきた。服を確認してほしいという。数が足りていたのでお礼を言って帰ってもらうと、その10分後に再び彼がやってきて、なぜか女性のズボンらしきものをもって「チェンジ、チェンジ」と意味不明なことを言ってくる。「いや、それは俺のではない」と説明を繰り返し、ようやく納得してもらえた模様だが、またここでニコニコスマイルでチップの請求。女性モノのズボンを私が欲しかったとでも思ったのだろうか。早く寝たいし意味不明なので、再び丁重にお礼をいい、ドアを開けて部屋の外まで彼をご案内。

こんな感じで、ホテルにいても、インドの混沌さ、ダイナミズムを端々に感じられるのでした。
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おひさしぶり!
インドのサービスすごいねー。セクションメイトに仲のいいインド人がいるんだけど、そいつがいつもどうしていい奴だけど、いい加減かわかった気がするよ。

2008.01.03 11:42 URL | TY #hRm8M.tI [ 編集 ]

インドでHBSからの旅人とも遭遇したよ~。HKの知り合いだったけど。世間は狭いね。。。冬学期、お互いがんばりましょう!

2008.01.08 22:06 URL | ひろお #KwwQ.PwE [ 編集 ]












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