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Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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Executive Challenge今日は丸一日、「Leadership Labs」という授業の期末試験だったのだが、これが面白かった。世界中から150人のシニアなAlumni(Fortune500社のCEO/ボードメンバー、VC・PE・コンサルティングファームのパートナー、ベンチャーの創業社長など)が駆けつけ、丸一日かけて360人のMBA学生の「リーダーシップスキル」を、直接ロールプレイによって判定するのだ。うちのコンサルティングファームの前CEOも来ていた。「現実のボードメンバー」を相手に授業で培った(はずの)リーダーシップスキルをぶつける機会がもらえるということで、Stanfordでは珍しく皆がスーツを着て、普段と全く違う雰囲気の中、「Executive Challenge」は始まった。

Executive Challenge」は6~8人のスタディ・グループ単位で行われる。その中で2人組を3~4組作り、それぞれの組が用意された3~4つのロールプレイに順番に参加する。1時間30分の与えられた準備時間内に、各ロールプレイ20~40ページの状況設定を読み込み、必要に応じてロールプレイで使うプレゼン資料なども作らないといけない。インターナショナル学生にとっては時間ギリギリのシビレル状況設定であった。

Role Playロールプレイもまた、緊迫感みなぎるものだった。特に面白かったロールプレイは、創業者社長がIPO直前に他界してしまい、VCが社長とCFOを会社に送り込むことになったという状況設定のもの。その初めての顔合わせボードミーティングをロールプレイする。Alumni扮するボードメンバーは、絶対的な権力者だった社長を亡くし、VCが土足で入ってくる中、職の安定・会社の将来・IPOの成否など、それぞれが不安と猜疑心でいっぱいの状況で会議室にて社長とCFOを待っている。そこにMBAの学生扮する社長役、CFO役が、ボードメンバーの不安と猜疑心を払拭し、信頼を獲得しつつ、VCからの過酷なコストカットの要求をできるだけ実現するという、非常に難しい役割を背負って会議室に入っていくという状況だ。アクティブ・リスニングスキル、強く妥協を迫る力、方向性と自信を見せる力など、すごく難しいスキルが必要な状況の中で、我々のグループの2人は、最初こそ露骨な皮肉や冷たい態度に面くらいながらも、うまく「落としやすい」ボードメンバーから一人ずつ橋を築いていき、最も不満と警戒心むき出しのボードメンバーをうまく囲い込み、非常にバランスよく物事を進めた。個人的にはよくやったと思ったが、それでも演習後の「ボードメンバー」からのフィードバックは、具体的で実践的だった。「あの一言は彼の不安を駆り立てる。私ならこう言う。・・・」「部屋に入ってきた際にプレゼン資料が見えてしまい、私は身構えた。そういうところも注意しろ。」「私ならまず彼を指名して、こういう順番で発言させる」など、非常に具体的でリアルなフィードバックが相次ぎ、彼らの豊富な経験を裏に見るようで、観ていてもとても勉強になった。2人とも終わったあとは脂汗状態だった。

Alumni朝の1時間30分の準備時間では、グループのありがたさを感じた。私は正直読む速度がネイティブに比べて遅いので、皆に頼んで一番読む量の少ないロールプレイをもらった。且つ、ネイティブの人に一部のパートを読んでもらってブリーフィングしてもらうなど、本当に皆が私を助けてくれたおかげで準備ができた。変わりに私は経営コンサルティングファームにいたので、プレゼン資料の作成はお手の物だったので、ほかの2組のプレゼン資料をヒアリングしながら即席で作ってあげるなど、お互いがお互いの強みを生かして、すごくうまくコラボレートして準備ができたと思う。個人評価の期末試験で、1時間30分という限られた準備時間の中、貴重な自分の準備時間を割いてまで他人を助けるというのは、すごく立派なことだと思った。移動時間や他のチームがロールプレイをしている間も、お互いに「Devil’s advocate」(敢えて反対の立場から反論してみること)をしあったりして、他人のロールプレイの準備を手伝ってあげたりもしていた。またロールプレイが終わると、皆で「帰還」した2人組の肩を叩き合い、「Good Job」と褒め合うのも、なんかチームとして機能していて気持ちいいなぁと思った。

Our Teamすべてのロールプレイが終わり、その後のAlumniとの交流会までの間、少し時間があったのでグループの皆でキャンパスのカフェに入り、ビールやワインで乾杯をした。8人のスタディ・グループに、指導員の9人で、何となしにお互いのいい点を指摘し合うことになり、それぞれが、それぞれの「素晴らしいと思う点」を指摘しあった。みな可愛いなぁと思ったのは、褒められるとマトモに喜ぶこと。ある人は嬉しさを隠そうと、明らかに目頭と頬が嬉しさでゆるんでいるのに、逆に妙に神妙な面持ちで聞き入っていたり。私も、まともに褒められると思わずくすぐったくて恥ずかし笑いをしてしまうが、すごく嬉しかった。そんなこんなでその後皆で写真をとり、すでに酔っ払い始めた状態でAlumniとの交流会場に流れ込んでいくのでした。

来週から期末試験ラッシュなので気が抜けないが、明日の授業では準備をするケースがない(すべて期末前のラップアップになっている)ということで、Alumniとの交流会の後、酔った状態で夜の10時から夜中の1時過ぎまでなぜか体育館でバスケを実施。(キャンパスのスポーツ施設は夜中まで空いている。)久しぶりに走り回り、すでに帰ってきて足が筋肉痛の兆候を見せているが、まぁ、なんでもいいとしよう。今は自宅に戻り、Napaのシャルドネの白ワインを飲みながらこのblogを走り書きしている。のんびりは今日だけ。期末試験勉強、明日から頑張らないとな。
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