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Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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GMATがMBA受験プロセスの中で最も辛い時期だった。基本的にMBA受験は、英語力の向上や、人生を見つめなおす機会といったポジティブな努力とベクトルが一致していると思っているが、このGMATだけは、英語力の向上とも言いがたい、受験テクニックへの習熟的な要素が決定的な要素となる部分が大きい。


試験内容としては、以下の3パートに分かれている:



1.論文(AWA) (2つのテーマで30分ずつ)
2.数学(Quantitative) (75分)
3.英語(Verbal) (75分)



帰国子女など英語力の高い人は正統派の英語学習でいいスコアが出るのかもしれないが、ドメスティックな人種にとっては、英語のVerbalがキツイ。。75分以内に絶対に終わらない量の問題が出るのだ。じっくりと時間をかけて解けばある程度の正答率を出せるのだが、75分で全ての問題を解こうと思うと、読むスピード自体が遅い非ネイティブは越えるのが不可能なほど高い壁にぶつかる。それをカバーするのが、問題のパターンを認識して効率的に誤答を落として正解にたどり着く方法であり、それは完全に受験テクニックの領域なのだ。いかに解ける問題を効率よく解き、いかに解けなくていい問題に時間を奪われないかという時間管理の稚拙が点数を決める。それは、ある部分ではマニアックな受験勉強が支配する世界である。


その様子がライブ感をもってよく分かる資料として、私がGMATで点数を出せた際の師匠でもある、プリンストン・レビュー・ジャパン(現アゴス・ジャパン)の中山先生に送ったメールを引用する。


・・・・・・(以下、中山先生への御礼メール)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



中山先生


5月のGW Verbal集中講座、
7月のAdvanced Practice、
8月のOfficial Guide解説を受講させていただいた、五十嵐です。


本日GMAT(2回目)を受験し、無事、710点(Q50点、V35点)を取ることが出来ました。


5月のGW集中講座で始めてGMATの問題を見た状態から、8月という比較的早いタイミングでスコアを出せたのは、本当に全て中山先生のお陰です。心から感謝しています。ありがとうございました。


以下、非常な長文ですので、もしお手すきの際があればご覧ください。試験結果の推移、感想、及び学習の内容をご参考にご報告させていただきます。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【試験結果の推移】


6月に受験した1回目のGMATでは、640点でした。


1回目の試験では、試験最初のAWAで、普段はそんなことはないのですが、時間内にうまくまとめ切れず、その流れでQuantitativeも最後の6問はランダムクリック、それ以外にも自信のない問題が4,5問あるという悲惨な状況でした。Quantitativeの後で、スコアをキャンセルしようかと悩みましたが、とにかく最後まで受けようとVerbalを受け、それでもまだ精神的に安定しない状態で、RCは1passage飛ばし、SC、CRでも5,6問最後はランダムクリックでした。


明らかに500点台だと思ったのですが、スコアを見てみると、640点。またAWAも返ってきてみれば4.5点でした。"実際の点数が、出来の実感と違うことがあるな"、"試験中に諦めたり動揺したりしないで、とにかく頑張るべきだな"、というのが、1回目の試験の感想でした。


1回目の試験の後、GMAT PREP、PrincetonのCD-ROMをやりながらも、同様の感想を持ちました。Quantitativeでは、10問近く間違えてもPREPでは50点が出る、またVerbalでは、全問解けて自信があったのに27点、逆に最後5,6問ランダムクリックだったのに30点、ということがあり、とにかく、あまり複雑なことは考えずに、目の前の問題を、なるべく早く、確実に、解いていくことだけに集中することにしました。(点数は、ソフトの複雑なアルゴリズムが決めること、と割り切ってしまいました)


そして今回8月に受けた2回目のGMATで、一気にQuantitative50点、Verbal35点の710点を取ることができました。


Quantitativeでは、前半どんどん問題がスピーディーに解け、半分までは十分全問回答できるペースだったのですが、逆にちょっと後半油断をしたのか、最終的には4問ランダムクリックでした。ただ、数問ランダムクリックでも50点は出ると思っていたので、動揺はしませんでした。


Verbalでは、模試も含めて、初めてRCを含めた全ての問題が解けました。


先生のおっしゃるとおり、RCは明らかに解きやすくなっていました。これまで平均で1passage9~10分かかっていたのですが、本番では平均7分くらいで解けました。(本文を読むのにこれまで5分前後かかっていたが、本番では4つとも3分台で読めた)本文の量が減っているのと同時に、問題文も多少解きやすくなっていた印象があります。


結局、最後2分くらい時間を残して全問を終了することができました。出来すぎたので、逆に感覚と違って点数が悪いかもしれないと一瞬不安になったのですが、結果は35点。これまでで一番いい点数を本番で取ることが出来ました。


スコアが表示されてからPCの画面を見るまでに勇気が必要で、ちょっと下を向いていたのですが、祈る気持ちで画面を見て、710という数字を見たとたん、ガッツポーズをしそうになりました。


仕事の関係上、これからどんどん忙しくなってしまう状況なので、ここで取れなければエッセイとの両立は難しいのでもうダメだ、と思っていたので、本当にほっとしています。



【SCの勉強内容】


5月のGWからGMATの勉強をはじめ、スコアを取れるまでに何時間勉強したかをカウントしていたのですが、
累積の合計443時間でした。(1回目受験時点で312時間。受講時間も含む。RC、CRも含む。)


私の場合、仕事がコンサルティングということもあり、平日は半分がタクシー帰り、半分も終電に近いような生活でしたので、週末はもちろん、行きの電車の時間を有効活用しないと間に合わないと思いました。


GWのGMAT集中講座の直後、White Bookをやりながら自分の実力分析をしたのですが、




 ●SCは平均正解率60%、平均回答時間100秒、
  (設定したターゲットは90%、80秒)
 ●CRは平均正解率90%、平均回答時間150秒、
  (設定したターゲットは90%、120秒)
 ●RCは平均正解率70%、平均回答時間11分/4Q Passage、
  (設定したターゲットは50%、8分)




という状況で、CRとRCは正解率を落とさず、今より早く解けるようにすることに力を注げばよかったのですが、SCは、両方とも大幅な改善をしないといけない状態でした。
 
5月は、中山先生が授業で言っていたのを思い出し、White BookのSCパートを全てスキャナで取り込み、各問題と回答を表裏に印刷した1枚のページにして、穴を開けてリングを通してそれをひたすら電車の中で解きまくりました。鉛筆とストップウォッチを持ち、毎回、かかった時間と、完璧に他の選択肢を落として正解にたどり着いたら"○"、そうでなければ"△"か"×"(不正解)をどんどんつけていきました。


大きさがA4の半分ですので、満員電車でも解ける上、○が増えていくことがゲーム的にも面白く、また不得意な問題だけをピックアップすることも可能で、これは非常によかったです。


週末は、ビデオストリーミングを見ながらその冊子に思考パターンを書き込んでいきました。そして書き込んだものを平日に電車の中で肉化していく、というパターンを続けていきました。


6月には、会社と交渉して、1週間の有給をもらうことができました。そこでは、5月に鍛えた思考パターンを元に、OGを毎回テスト形式にして解いていきました。ここでは、全体の時間管理、RC/CRを実際にランダムにならべた状態での頭の切り替え等も含めながらやっていきました。


そして、6月末に1回目のGMAT受験。
 
7月に入ってからは、週末はAdvanced Practice、また平日は正直有給の反動でプロジェクトが非常に忙しくなり、睡眠不足が続いて電車の中では気がついたら寝てしまっていることの方が多かったかと思います。週末も1日は仕事に使ってしまい、休日も睡眠時間を削ってAdvanced Practiceの予習と復習をする、という、非常に肉体的、精神的にも辛い状態が続きました。
 
せっかく6月末まで一気に勉強してきたモメンタムが切れてしまいそうで、それだけは避けようと、寝てしまうとしても朝電車に乗ったら必ず冊子を取り出して1問は問題を解くように心がけました。
 
8月のお盆休み前のOG集中講座では、White Bookで作ったのと同様のOG版の冊子を作って授業に持って行き、その場でどんどん思考パターン、解答方法を書き込んでいきました。それを活用し、お盆休みの1週間、SCの最後の集中特訓を行い、そして今日のGMATを迎えた、という形です。
 
正解率を上げるためには、とにかく思考パターンを繰り返し復習し、肉化することに集中しました。また、間違えた問題について、原因を全てリストアップして、徹底的につぶしていく、ということも2,3回行いました。私はもともと文法が得意な方ではないので、短期間でスコアアップするためには、スパルタで、体が反応するまでパターン認識を強化することを意識しました。
 
スピードを上げるためには、自分が解答に時間がかかっている原因を分析し、その原因をつぶしていきました。私の場合、2点原因があり、



 ① Pronounなりagreementなり落とすポイントが見つかった際、それをすばやく他の選択肢に横展開できず、次の選択肢も頭から読んでしまっていた点、
 ② 類似の選択肢を2つ同時に見ていく、ということがなかなかできていなかった点、



 というあたりが大きく、これをできるように繰り返し練習していきました。
 
その結果、2回目の受験の手前では、平均正解率70%、平均解答時間80秒まで上げることができました。(正解率は一見それほど上がっていませんが、スピードをそれほど考えなければもっと正解できるようになっている感覚はあります。)
 
ただ、本番で本当にスコアを出せるかどうかは多分に運の要素もあるように思いました。私のように、600点の半ばが出ている状態なら、本番で急に700点が出るようなことも本当にあるのだなぁと思いました。
 
とにかく、今日は試験を終えて、ほっとしています。5月のGWから始まって、本当に中山先生なしではこの点数は出ませんでした。
 
本当にありがとうございました。


 


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