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Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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お庭で食事冬休みにデリを再訪し、クラスメートの自宅にしばらく泊まらせてもらった。クラスメートの父親は政府高官のため、自宅はデリの一等地に立つ。日本と違うのは、土地の一等地を政府関係の施設や豪華な住宅が占めているということだ。日本でそんなことをしたら、税金泥棒とメディアからバッシングされてしまうだろう。政府の「統制力」は必ずしも強くない模様が、汚職や腐敗を含め、インドで政府に務める「メリット」を感じさせられた。

さて、今回の滞在では、昨年の冬に体験した「混沌とカオスのインド」とはまた違ったインドの側面を見せてもらえた。つまり、使用人がいるという面では、インドは過ごしやすい、という点だ。クラスメートの家には、シェフが1人、お手伝いさんが3人、ドライバーが家族それぞれに1人ずついる。シェフとお手伝いさんはクラスメートが生まれたころから住み込みでいて、シェフの男性とお手伝いさんの女性がやがて結婚し、今では子供がお手伝いさんになっている。まさしく家族ともども世代ごと、クラスメートの家に尽くしているという形だ。

お手伝いさんのいる便利さ
お手伝いさんたちとこの生活がまた非常に便利である。何かがほしい時は、ベッドからお手伝いさんの名前を叫ぶだけ。食事はほしい時に、ほしいものを、ほしい場所で(ベッド、庭、ダイニングテーブル等)いただける。庭でごはんが食べたいと言えば、お庭にきれいにテーブルと椅子がセットされ、やがてアツアツの食事が運ばれてくる。それからマッサージを専門にしてくれるお手伝いさんまで、パートタイムでやってきてくれる。ドライバーも非常に便利で、行きたいところを告げ、降りたいところで降りれば、あとは勝手にドライバーさんが駐車場を探して駐車、また電話一本ですぐに迎えに来てくれる。これなら自動車事情がカオスのインドでも、比較的気にせずに生活を送れる。掃除もせず、洗濯もせず、食事も作らず、運転もせず、まさしく、無駄のない生活というか、自分の時間を最大限生産的なものにつぎ込める環境というか、日本では考えられない生活である。多くの家庭ではお手伝いさんを変えることもよくあるというが、クラスメートの家では、親の世代からお手伝いさん一家と付き合いが続いている模様で、クラスメートいわく、シェフやお手伝いさんの女性は、自分の両親にも近い、まさしく自分を育て上げてくれた家族の一部だと言っていた。この環境で生まれ育ち、いきなり自分ですべてをしなくてはいけないアメリカに来る苦労度合はさぞ大きなことだろう。

英語の影響力
クラスメートの結婚式さて、インドは多くの家庭(特に地方)がいまだ非常に保守的な考えを持っているが、都心や若者は急激に欧米的な考え方を持つようになってきているという。その変化度合は日本よりも激しいらしく、どうやらテレビや映画の影響が大きい模様。
インド人のほとんどが英語を話せるため、欧米のテレビがそのまま見られてしまうのだ。若いころからアメリカのテレビや映画などを見て育ち、欧米の自由な恋愛感覚やライフスタイル、ファッションスタイルや肌の露出などに慣れて育った若者は、急激に伝統的なインド文化から離れ、欧米的な考えをし、欧米に憧れるようになっているという。政治家の家に育った保守的なクラスメートはその様子を嘆いていたが、日本と違って言語の壁がないため、非常に強く欧米化の波が若者に押し寄せている模様だ。インドのハリウッドであるボリウッドの映画を見ても、男女の恋愛シーンや露出度の高いダンスシーンが非常に多く、また舞台がアメリカやヨーロッパであることも多い(それでも依然キスシーンは見せないなど、保守的な側面は強いが)。

街は汚く、人にあふれかえりカオス状態のインドではあるが、上流階級の暮らしは思ったよりも快適であることを知った今回の旅行でした。
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