Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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パンフレットこちらでは現在、Boba Teaというタピオカの大きな粒が入ったティーが大人気で、私もMountain Viewという大学の隣町のTapioca Expressにはお世話になっているが、最近大学通りのPalo AltoにもBoba Teaのお店ができたというので行ってみた。そこはBoba Teaだけでなく、ベジタリアン向けの食事も提供している模様で、お店の脇にふと目をやると、「ベジタリアン入門キット」なるパンフレットが置いてあったので、ふと手を伸ばしてみた。

こちらに来て、改めていろんな国のいろんな人が様々な食事制限を持っていることに驚きを感じたのを覚えている。昨年冬のJapan Tripでも、一緒にTripをオーガナイズしたリーダーシップメンバーが、メンバーの食事制限に合わせ、「この人は野菜しかダメ」「この人はミルクもダメ」「この人は魚のだしならOK」等々、旅館やホテル、レストランの人と一生懸命会話をしていたのを思い出す。日本ではこのような食事制限、ベジタリアンなどに対する理解が他の国に比べるとまだ低いため、彼も相当その手配に苦労していた模様だ。

カリフォルニアのFreewayを走るさて、ベジタリアン入門キットは、人々にベジタリアンになることを勧めている。ベジタリアンである人がそうなった理由は、もちろん宗教的なものもあるが、こちらカリフォルニアでは、健康的な理由、または倫理的な理由からのものが多い模様だ。パンフレットを開くと、アメリカの有名女優やシンガー、スポーツ選手などが、なぜ自分がベジタリアンなのか、そしてそれがどれほど倫理的・健康的に優れていることなのかをそれぞれの言葉で飾っている。そして養豚場、養鶏場などでの「非人道的」な家畜の扱いなどを感情的に訴え、その後ベジタリアンの入門レシピ(入門・助走編は、「ビーフ味のミートレスハンバーグ(大豆などからできている)」などから始まる)、ベジタリアンの栄養学的なデータなどを掲載している。

私はクラスメートなどとベジタリアンの議論になると、「日本人の私としては、人間は自然によって生かされているものだと思うし、肉や魚を頂戴して生きていくのは、ありのままの人間の姿だと思う。むしろ、そうだからこそ、いただいた命を大切に、残さず、感謝していただく方が大切だと思う」というように答えるようにしている。もちろん、家庭の食卓から隠された部分であるが、食べられるためだけに生まれて工場で「大量生産」される家畜の現状にも、もちろん無知ではいられない。ただ、動物がかわいそうだとベジタリアンになる前に、大量に注文して残飯は罪悪感もなくゴミ箱に捨てるような大量消費の考え方自体にも問題がある気がする。
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Ranch99こちらには日本のような24時間営業のコンビニはあまりないが、コンビニの代わりをつとめているのが、24時間営業のWalgreensなどのドラッグストア、それからSafewayに代表されるスーパーマーケットである。日本のコンビニと違い、巨大で大雑把な感じがするが、私も安価な食料品の買い物という意味で自宅から車で3分の距離にある大きなSafewayには大変お世話になってきた。ところが最近、中国人のクラスメートからRanch99という中国系スーパーの存在を教えてもらい、それからは完全にそっちのとりこになってしまった。これがとにかく、安い。

Safewayといえば、普通こちらでは低価格スーパーというイメージがあり、高価格であれば、Whole foods Marketなどが有名であるが、Ranch99に行ってから、実はSafewayは高価格帯であったことに気づかされた。客層はいまだに80%が中国人であるが、不景気も手伝ってか、ちらほらと白人や中国人以外の客層も見当たるようになった。とにかく野菜も果物も肉も魚も何もかも、Safewayの数割は安いイメージである。

中国版ヤクルト(的)飲料ひとつ中国らしい、とうか、衝撃なのが、写真の中国製ヤクルト(的)飲料。味はヤクルトと全く同じで、5本入りセット2つ(10本)で、98セント。別のセクションでは、正式な輸入品のヤクルトが販売されているが、こちらは同じ量で6倍以上の価格。合法なのかは疑問符であるが、安さは驚きの水準である。

ここでのお気に入りは、若いココナッツ。ココナッツがそのまま売られており、包丁でこじ開けるのにやや時間がかかるが、なかなかおいしい。こちらは1個あたり1ドルちょっとだが、9個の段ボールで買うと、合計で8ドル程度と、非常にお得である。ただ、野菜も何もかも生モノはダメになるのが早い。Safewayなどが保存料などを使いすぎているのかもしれないし、こちらが新鮮なまま輸送できていないのかどちらかは分からないが、こちらの野菜は買ったらすぐに調理しないとすぐダメになってしまう。ただこの不景気の中、この価格差であれば、中国系以外の顧客も次第に増えてくるのではないだろうか。

シーフード売り場「中国の価格破壊」といえば、中国人の賃金水準も高くなってきた現在、一般的には半分過去の用語のようになってきたが、ここカリフォルニアのスーパーでは、現在も中国系スーパーによる価格破壊が進んでいる。
International Studentsキャンパスではサマーインターンを巡ってのリクルーティング活動が盛んだ。昼にinternational studentsのクラスメートと情報交換をしあったのだが、同じ海外からの学生でも、途上国から来ている学生の就職活動の背景状況は私たち日本人と大きくことなることを痛感する。

バングラディッシュから来ているクラスメートは、卒業後もアメリカで働くために就職活動中。国に帰ってもここで学んだスキルを生かして高い給料をもらえるような職がない。政府の腐敗、市場の未成熟、インフラの未整備。。。 母国に帰ることは、おそらくないという。PEへの就職を希望している。パキスタンから来ている友人は、自身がコングロマリット企業の社長なので、パキスタンに戻るという。彼の会社では、これまで繊維産業を中心にしていたが、その後テレコムに進出、競争が激化したため競合に部門を売りさばき、現在は発電・エネルギー関係がビジネスの中心になっているという。今後は銀行業への進出を検討している。彼のような特殊な例を除いて、まずこのようなアメリカのMBAプログラムに参加して母国に帰る人はいないという。中国から来ている友人は、英語での就職活動に非常に苦戦している。彼の出身地に戻ってもいい職がないため、外資系企業への就職を希望している。そのためには英語を学ばなければならないのだが、そこまで英語が達者でなく、この歳からの英語力向上の限界も感じている。「日本は国内に魅力的な職が沢山あっていいよな」、ということをよく言われる。

途上国からのinternational studentsが口を揃えて言うのは、もし母国に魅力的な職業が豊富にあるなら、当然母国でやりたいということ。言語のハンデもないし、人脈や文化理解のアドバンテージもあるし、家族もいる。でも悲しいかな母国には高度なスキルで高い給与を得られるような職がないので、仕方なくアメリカの土俵で相撲を取っているというのだ。親も必至で子供を若い頃からアメリカの教育機関に入れようとする。ただしそれができるのは一部の超富裕層のみだ。お隣の国、韓国でも、アメリカで教育を受けさせて外資系に就職させることが豊かな生活を送る大切な条件のようで、似たような状況らしい。

こちらに来て改めて感じているのは、そう考えると、日本は恵まれているということ。国内の市場が十分大きく、成熟していて、国内で働くことがアメリカで働くことに比べて見劣りするわけでもなく、英語を必至で学ばずとも幸せな生活を送れる。外資系企業の給料が相対的に高いということはあるが、アメリカで教育を受けずとも外資系企業の日本オフィスに就職して日本で働ける。立派な日本企業も沢山ある。アメリカ資本主義の大波に国内を蹂躙されていないというか、アメリカ語やアメリカ式のビジネスを学ばないと生き残れないような「アメリカ社会」にはなっていない。アメリカで働かざるを得ないinternational studentsたちを見ていると、アメリカで働くか、日本で働くか、ニュートラルに選べてしまう母国を持った自分たちはラッキーだと思う。私たちの親の世代が築いてくれた「経済大国日本」の遺産に感謝しないといけないな、と感じた。
Stanford Campus友人と2人で食事をしている際、私の後の席に日本人の女性2人組が座った。日本語で談笑していたので日本人だとわかったのだが、ここら辺で日本人は珍しいと思い、Stanford関係者かと思って日本語で声をかけてみた。すると、こちら側2人は見るからに誠実で質実剛健、子羊のように純粋な2人組(友人は香港人)なのに、ナンパと勘違いしたのか、ギロっと白い眼で見られ、「何この人。マジうざいんだけど。」的な雰囲気でシカトされてしまった。そのあと聞こえてくる会話の内容、雰囲気からすると、どうやら日本からの観光客のようだった。

そう言えば、日本では若者がいきなり知らない異性に声をかけると「ナンパ」という捉え方をされることを思い出した。こちらにいると、知らない人とも気軽におしゃべりすることが結構あるで、その雰囲気のまま、久しぶりに日本人を見て嬉しくて声をかけたのに、どうやら「下心を持ったお兄さん方」というレッテルを貼られてしまったらしい。

アメリカは赤の他人とのファーストコンタクトの敷居が日本よりも低い国で、誰とでも会話が始まればとりあえず楽しく会話をする。バスや電車の中でも、知らない人との会話が始まるケースも多い。日本でバスや電車の中で知らない人に話しかけたら、まずほとんどの人は眉をひそめるだろう。(日本でもおじいちゃん、おばあちゃん同士の世界ではよくある模様だが、若者が、知らない若者に声をかけることはほとんどないだろう。)

他人との距離の取り方の日米における違いということなのだろうが、今日は白い目で「ナンパ師」扱いをされ、ちょっと凹み気味でもあるのでした。(無防備の満面の笑顔で声をかけただけに、彼女らの無慈悲なカウンターパンチは、子羊のごとく繊細な私の心の奥深くをえぐった。)あんな眼で見なくてもいいのになぁ。。。。(涙)
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