Stanford MBA 心の旅路

Stanford大学でのMBA(Stanford GSB)留学に奮闘する、外資系経営コンサルティング・ファーム勤務の若者の心の日記blog。 コンサルティングの仕事、MBA受験からスタンフォードGSB合格、スタンフォードMBA生活、帰国にいたるまで。

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仲良し2人組最終日に最後の授業が終わり、校舎の前のベンチで各クラスから仲間が授業を終えて集まってくるのをいつも通りの4人組で待っていた。そのうちに、別れの寂しさからだろうか、気がつけばみんな無口になっていた。

ついに3週間のサマースクールが終了した。振り返れば、驚くほどあっという間だった。最終日のディナーは、特に私にとっては心に残るものとなった。週末の計画などを毎回リードして計画していたからだろうか、私の分をみんながおごってくれるという嬉しい出来事があった。「どこの国の人も同じ人間(2007/8/13、サマースクール)」の稿にも書いたが、私はこれまで基本的にはドメスティックな人間であったわけだが、こうして西洋人のコミュニティにしっかりと受け入れられ、何人かは慕ってくれるという関係を築けたことは、ものすごく大きな自信につながった。MBA留学で達成したいことについては「MBA留学の本当の価値(2007/6/12、MBA受験)」の稿で書いたように、「自己拡張」と「切符」であった。「切符」の部分は今回さほど関係しなかったが、「自己拡張」(=英語圏への自己拡張+人間としての幅の拡張)については、サマーに来て本当によかったと感じている。

フランス人&スペイン人&日本人振り返って思う、今回の成功の最大の秘訣は、誤解を恐れずに書くと、「勉強しなかったこと」。もちろん、サマーでは毎日大量の宿題が出た。まともにやろうと思うとクラスが終わって夕食の時間以外は部屋にこもって夜鍋をしないとできない量である。ただ、今回の主眼はまず「自己拡張」であり、そのためには部屋にこもっているより、とにかく外に出る、人と触れ合う時間を最大化することが大切だと思っていた。ゆえに、本来は生真面目な私が「どうにでもなるさ」という気持ちで、先頭を切って街に繰り出すようにしたことが、すごくよかった。結局、徹夜して宿題をすることも多々あったし、授業をアドリブで切り抜けることも多々あったが、3週間を通してみると、特に初期の「夜」への投資があったからこそ、ここまでみんなに受け入れてもらえたと思う。

芝生で一休みサマーで出会った若者たちは、みなすごく素直でいい人ばかりだった。フランス人、中国人、ポルトガル人、ドイツ人、スペイン人、ルクセンブルク人、スイス人。彼ら、彼女らと、言語の壁を超えて笑って過ごした3週間を、私は忘れないだろう。そしてこの中の数人とは、これからもずっと連絡を取っていくことだろう。これほど素敵な時間を過ごせたことに、心から感謝している。長い間の受験と仕事の両立の苦労が、一気に吹き飛んだ3週間だった。

これから1週間、アメリカの大自然を体感しにナショナルパークめぐりをしてくる。そしてその後は、いよいよMBA留学の場である、スタンフォード大学に足を踏み入れることになる。
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先日、これまでの宿からホテルに引っ越した。キャンパスの宿の契約が2週間しかとれなかったためなのだが、キャンパス外の安いホテルに最後の1週間は泊まることにした。

ホテルの部屋ホテルの部屋は、写真の通り。とてもでないが立派なホテルとは言えないのだが、何を隠そう、私は嬉しくて仕方がなかった。まず窓が複数あるため、通気が良いのでこれまでのように蒸し暑くならない。そして部屋が広く、テレビが付いている。さらには、部屋にトイレとバスが付いており、もう毎回外に出なくていい。それにロビーでWi-Fiが使えるため、これからは共有PCのために並ぶ必要がない。

バストイレの床にヒビが入っていても、窓がきちんと閉まらず隙間風が入ってきたとしても、洗面台の取っ手がさびて壊れていても、全く気にならなかった。日本から直接このホテルに泊まったら不満足だっただろうが、これまでより不便な宿に泊まっていたため、大満足なのである。人の満足って、期待値との差や、現状との変化量によって決まるものなんだなぁと思う。アメリカに来て食生活のレベルの低さに諦めを感じていた際に、偶然見つけたイタリアンレストランでおいしいパンとワイン(ただし日本ではふつうの水準)に出会えたときの喜びといったら大変なものだった。思わず写真を撮ってしまったほどである。

バークレーのイタリアンレストランにてただしもう一つの側面として、人はすぐに慣れる。悪い状況にもなれるし、いい状況にも慣れてしまう。前回の宿も最初数日は多少戸惑ったものの、すぐに心地良い生活となる。同時に今回ホテルに移って最初の1日は嬉しかったが、すぐにその生活が普通のものとなり、特に喜びも感じなくなる。そうやって人は、より少しでも高い生活水準や新しいものを求め、その瞬間にだけ喜びを感じ、やがて慣れていく。尽きることのない旅であり、変化量によって永続的な満足が得られることがないことを知るべきだろう。それよりは自身の期待値をきちんとコントロールし、現状にしっかり満足できる、現状に感謝して過ごせる心構えを作ることの方が、よほど個人の人生の成功に寄与するテクニックのような気がする。

今回ここに来て、相当生活水準を下げることができた。不便な生活に慣れるというか、住居、食生活ともに、お金のない大学生と一緒の水準で生活をしてきた。一度上がった生活水準はなかなか下げられないというが、下げてみれば、少しの期間の違和感ですぐに昔の感覚を取り戻している自分がいることに気づく。今回は意図せずしてそうなったが、いつまでも質素な生活で満足できる、この感覚を大切にしていきたい。(心も財布も潤う??)
3週間のサマーセッションも、いよいよ最終週を迎えることとなった。最終週を前にして、この2週間で感じたことを振り返ってみた。

「素晴らしい人」の水準は、どこの国も同じ

夕食中@Berkeleyのレストランフランス人内、中国人内、他ヨーロッパ内どこを見ても、素晴らしい人がいる。性格の好き嫌いは別にして、コミュニケーションをちゃんと取れる人、他人を尊重できる、TPOを理解できる、知識や教養を持っている人がいて、そのトップレベルの人間の質は、日本人の素晴らしい人の質と、さほど感覚的に異ならない。フランス人の中でも、1人、まだ20歳なのにとても素晴らしい人がいた。知識や教養に優れ、でも陽気で謙虚で、いつも回りを意識できる。中国人でも、2人素晴らしい人を見つけた。責任感が強く思いやりのあるアネゴ肌で、考えもしっかりしているので話をしていてとても安定感がある。ビジネススクールに行くと、もっとたくさんすごい人がいて圧倒されるのかもしれないが、やはりどこの国も、素晴らしい人というのは水準は似たり寄ったりで、海外といえども、人間としてきちんと接していければ問題がないのかな、という感想を持った。そうだとすると、日本できちんと通用するのであれば、世界でも通用するということだ。(もちろん、一部の「とてもかなわない」というすごい人がいるのも、どこでも同じ。)

相手にしてもらえる新鮮な驚き

4人組@Angel Island今回一番うれしかったのは、フランス人にせよ、ドイツ人にせよ、西洋人のコミュニティーの中に唯一の日本人としてしっかり受け入れてもらえたこと。アジア人に対する差別なども多少想定していたので、あまり仲良くしてくれないのではと思ったが、フランス人、ドイツ人、ポルトガル人の集団の中で、Hiroo、Hirooと寄ってきてくれる関係を築けたことは、ひとつの自信になった。私の年齢が多少上だったこともあるのかもしれないが、思いやりと他人の尊重の気持ちを持って、こっちの心をオープンにして接していけば、どこの国の人とも仲良くやっていけるのかな、と思った。(ロシア人はちょっとまだダメだが。。。)これまで仕事でも西洋人のコミュニティーにこれほど深く(プライベートを含めて)入れたことはなかったので、これほど違和感なく、快く受け入れてもらえたことはある種、新鮮な驚きだった。いい経験をさせてもらったら、それを相手に返してあげる。いい組織のいいサイクルである。スタンフォードでも、出会った人はとにかく壁を作らず、こっちから手を大きく広げて受け入れるようにしていきたいと思った。

英語力はまだまだ

Classmate(中国人たくさん)語彙力の不足と、リスニングの強化の必要を感じだ。英語は、努力しないと伸びない。当たり前だが、楽しく話をしているだけだと、しゃべるときは自分の使える語彙しか使わないし、聞くときは多少聞けなくても前後関係で用は済んでしまう。やはり自分で語彙をためていく、DVDを見て耳を鍛えるなどの努力を少しずつでも継続しないと、なんとなく過ごせる英語力にとどまってしまいそうだ。どうせすぐに授業やら交友やらで忙殺されるだろうから、ちゃんと英語力の強化ができる仕掛けを、スタンフォードが始まるまでに考えておこう。

ということで、最後の1週間、ここであった友達と別れるのは今から悲しく名残惜しいが、最後までたくさんのことを吸収できるように頑張っていこう。
リムジン内でのひとコマ@SanFrancisco今回、何かとフランス人と接することが多い。フランス人のなんとなくの特性や、回りのヨーロッパから彼らがどう見られているかなど、なんとなく感覚がついてきた。サンプル10人前後で、ほとんど男性、かつ半分近くが大学生前後なのでかなり偏っているが、個人の経験から得られる外国人感というのは、所詮そんなもんであろう。以下が偏見に満ちた現時点の私のフランス人感である。


(^^) 人生の楽しみ上手 ~異性、音楽、踊り、映画、ファッション、尽きぬ冗談~

冗談でズボンを脱ぐフランス人@SanFranciscoとにかく冗談好き。いろんなことを冗談にして楽しんでいる。盛り上がるネタは、2~3割が異性ネタ、下ネタ。(あるフランス人は、「おれたちの話題は3つしかなくて、sexと,sexと,sexのことしか話さないんだ」、とこれまた冗談を言っていた。)映画や音楽の話がよく出てくるのも印象的。歌をよく歌ってきて、知っているか聞いてくることが多い。そして、踊り好き。一緒にいて楽しいが、たまに歌と踊りを強要されるのはtoo muchなこともあり。

ファッションセンスは、すごくいいと思う。着ている服がおしゃれ。ジーンズ1本にしても、ステッチやラインも凝っているし、色遣いにしても、普通にみなおしゃれな服を着こなしている。パンツは必ず腰で履き、ややアンダーウェアを見せる。ちなみにアンダーウェアはトランクスが圧倒的優勢。天気がいいときは靴は裸足で履く。(ロングパンツのときは靴下が見えないので不明だが)。
ドイツ人のように理屈っぽくなく、感性で人生を楽しんでいるような、とても楽しい人が今回のメンバーには多かった。

(-_-) 他人のことは気にしない

一方、人によるが他人への気遣いがたまにおろそかになる。フランス人以外がたくさんいるのにフランス語で話しまくる、相手にペースを合わせることは少なく、自分たちの楽しい話、自分たちがしたい話を自分たちのペースで進めていく。人が通るところで寝転がったり、エレベーターの中で大声で話し続けたり、急にいなくなったり。。。

(><) ほかの国からはちょっとだけ嫌われ者

フランス人DJ@Partyドイツ人、スペイン人、ポルトガル人、スイス人あたりのほかの友達からは、「フランス人のあの集団とは付き合いにくい」、「フランス人はクレイジーだ」との声も。確かに、ドイツ人やポルトガル人は、ちゃんと会話をしようとする(国の話とか、授業の話とか)ので、冗談で盛り上がって、たまにフランス語だけになってしまうフランス人集団とはかみ合っていない印象だ。なのでなんとなくフランス人を中心とした集団と、それ以外のヨーロッパ集団にグループが分かれてきてしまっている。ちなみに私はフランス人集団に紛れ込んでいる。本来、ちゃんと会話をしたいタイプなのだが、クラスの親しい友達がフランス人ということもあり、フランス人グループと仲良くしている次第である。住めば都ではないが、フランス人と一緒にいるのは楽しいし、ちゃんと話を振れば、みんなきちんと答えてくれるので私は特にフランス人への否定的な印象は持っていない。

ほかの国の中で、印象がいいのはポルトガル人。4人しかいないが、彼らは総じて落ち着いていて、相手をきちんと尊重して会話をしてくれる。かつ、柔和で会話をしていて安心感がある。ドイツ人は、2人しか会っておらず、1人は軍隊リーダー系、もう1人は柔和な顔をしているが裏は単なるエロオヤジなのであまりにサンプルがバラついていてよくわからない。ただ2人とも話し方、考え方は論理的でカチッとしている。ロシア人は4,5人あったが、すごくガタイがよかったり、ウォッカの飲み比べを強要してきたり(本当に強い)で、正直怖い印象しかない。あまり仲良くなれていない。そして中国人は、もうひとつの大きなグループ(というよりマジョリティー)を占めているが、女性しか知らないのでなんとも言えないが、総じて勤勉、謙虚でいい印象を持っている。

最後にちょっと脱線したが、以上が現時点の私のフランス人感である。
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